LibreOfficeで学ぶ情報リテラシー

社内の情報リテラシーを高めるための教科書を探していて、偶然発見。良い点は下記。1OSとして、windows10を想定していること。・・・最も普及度の高いOSをベースにしていることから、汎用性が高い。2オープンソースウェアである、LibreOffficeを用いていること。・・・教材とするソフトウェアとして、コストがかからないことが良い。3オフィスソフトを用いた情報リテラシー全般を最低限網羅している。・・・ワープロ、表計算、プレゼンテーションの各機能を最低限フォローしている。・・・更に、ドロー（図形作成）、データベースの機能さえも、最低限フォローしている。4設例が平易でわかりやすい。・・・最低限の労力で、最大の学習効果が得られるように工夫して書かれている。・・・イメージをつかみやすい設例が工夫されている。5各項目の分量が少ない（適切）・・・取り上げているトピックは多いが、各項目は少ないページ数で完結しており、教材として秀逸である。・・・各トピック単体でも、充分に教科書として機能する。昨今、オフィスソフトの機能が高度化し過ぎて、全体を理解できる教科書が少ない中、本書は秀逸な一冊である。中小企業の社内情報リテラシーの強化に、オススメの一冊と考える。