政治学 (1961年) (岩波文庫)
本, アリストテレス
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ペーパーバック : 465ページ ページ
作者 : アリストテレス
出版社 : 岩波書店 (1961/2/5)
コレクション : 本
ISBN-10 :
フォーマット : 文庫
発行日 : 1961/2/5
平均的な顧客フィードバック : 3.5 5つ星のうち(6人の読者)
ファイル名 : 政治学-1961年-岩波文庫.pdf (サーバー速度22.59 Mbps)
ファイルサイズ : 27.75 MB
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作者 : アリストテレス
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「翻訳について」星1つは、翻訳の評価です。岩波版アリストテレス全集の中心的人物の一人である山本光雄氏の翻訳で、一種の岩波版スタンダードと言って良い翻訳だが、LOEBのRackhamの対訳や、トマスのコメンタリア付きのメールベケのラテン語訳、Firmin Didotの対訳などを中心に使ってて、本棚の飾りになりかけてたのを久しぶりに通読したのですがここまで酷いとは思わなかった。日本語が支離滅裂な部分があり、肝心なロジックが通っていないことが多い。特に4巻と5巻など真中あたりの巻の部分が酷いと思う。学生さんにさせた訳を、自分の名前でまとめたのでしょうか?私は岩波版の高田さんの「ニコマコス倫理学」の翻訳にパクさんの訳に比べてそれほど不自由を感じない人間ですが、なのに、なぜ大看板の山本さんの訳にこれほど不快感を感じるのか自分自身で理解に苦しむほどです。読んでて胸がムカムカする翻訳です。実例を挙げないとフェアでないので、一つだけあげますが、(長くて多少専門的になるのでごめんなさい。第5巻第4章1303b,30(文庫ではp.236)「なぜなら過失は初めにおいて生ずるが、初めは「全体の半分」であると言われてるので初め(アルケー)に於ける過失は、たとい些細なものでも、その他の部分での過失に比べて、それと同じ割合を持つことになるからである。」は「その他の部分での過失に比べて」の部分がロジックが無茶苦茶で意味が通っていません。原因論やデュナミス(可能態)の発生論、過失論に関して興味深い叙述なのですが。要するに、発生の過程において過ち(ハマルテーマ)ができると後に成長して大きくなった部分でもそれに比例して大きな過ちができるから、最初の小さな過ち・過失をポリスに於いても政体解体のささやかに見える過失を見逃してはいけないという意味です。「その他の部分」というのは「端緒・始原・原因(アルケー)」以外の「成長した部分」という意味なんですね。そこに「過失」という言葉を足しその他の部分での過失に比べて」としてるので意味不明なわけです。「原因・端緒(アルケー)に於ける過失・間違いは、たとい些細なものでも、「その他の部分で比例して」、同じ割合を持つことになるからである。」で初めて意味が通ります。なぜかと不思議に思ったのですが元本のLOEBのラッカム訳(p.391)を見ますと、「for error occurs at the beginning, and the beginning as the proverb says is half of the whole, so that even a small mistake at the beginning stands in the same ratio to mistakesat the other stages.」となってますので、最後の「in the same ratio to mistakesat the other stages」を英語力が幼稚で表現に引っ張られて「その他の部分での過失に比べて」と直訳的に誤訳してるんですね。「部分」と訳してある言葉をラッカムが「mistakes at the other stages他の段階において」と「段階」とわざと訳している意味が取れてません。「他の部分において過失が起こった」わけではなくて「端緒以外の他のステージ(段階)において残された過失に比例してる」わけです。元のラッカムの英訳の方は正確なわけで、英語の意味が読めてない完全なミスです。中世に使われたWilliam Moerbekeの訳を見ますと、「in principio enim fit peccatum, principium autem dicitur esse dimidium totius. Quare etquod in principio parvum peccatum, propotionale est ad ea quae in aliis partibus.(なぜなら、端緒において罪・過ちがあったからで、しかるに、端緒は全体の半分と呼ばれるのである。というのも、端緒において微小な罪も、他の諸部分に対して比例的propotionale になるのであるからである。)」ハマルテーマを、「culpa過失・過ち」で無く「peccatum罪」と訳してる部分はあまり納得できないにしても、短く言葉足らずで稚拙でも的確に全体の意味を抑えています。この部分の山本訳は暗黒時代の理解より酷い訳です。一般の人は些細なことと思われるかもしれませんが、ちりも積もればで、あちこちで細かく誤訳で論理破綻してるので、日本語のロゴスの流れにならず、読んでも頭に残らないし、矛盾にムカムカしながら読むはめになります。社会科学では重要な文献なので、初めて接する人や真剣な学生さんは4400円と4倍ほどしても無理してでも西洋古典叢書の牛田さんの訳を買われるのをお勧めします。または元本になったLOEBのRackhamの対訳など英語で読んでください。(2500円弱で済みます。「読書の順番」山本氏の解題のとおり「政治学」という翻訳は漢語による慣習的な誤訳に近く、「タ・カタ・ポリティコン」、「ポリスに関することども」ぐらいの意味で、「都市国家としてのポリス論」で、「教育論」「法律論」など現代の政治学の枠外のものも重要な要素とします。(訳文に比べ山本氏の解題は非常に標準的、模範的です。)アリストテレス「政治学」を読むには、最低限、師匠のプラトンの「ポリス論」である、「国家」(と出来れば「法律」)の対話篇を読んでおく必要があります。アリストテレスの「ポリス論」を「政治学」と翻訳されるとプラトンのポリス論である「国家(ポリス)」との対応性が分からなくなるんですね。ラテン文献のキケローの「国家」「法律」もこの流れに属します。特に、プラトン「国家」の方は、アリストテレス「政治学」の中で常に批判的に吟味、参照されますので、順番として絶対先に読んでください。後、同じくアリストテレスの「ニコマコス倫理学」も徳性論の基礎になってますので、先に読んでください。この2冊を読んどくと読んどかないとでは読書の歩留まりが全く違います。多少緻密に理解をしようとすると結局、「ボタンの掛け違いみたいなもの」で順番を間違えるとまた読み直す羽目になります。説教臭くてレビュー読者の方に失礼で申し訳ありません。でも、この本に関しては、「読む順番」は非常に大事でそれは「買う順番」にも影響しますので。
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